コメント
プログラムにコメントを入れてみましょう。
コメントとは、メモのことです。
Scratchコードの中で、ふせんを貼るようにペタッと貼ることができます。
ただのメモなので、プログラムの動きには何も影響を与えません。
コメントを追加する
適当なプログラムを書きました。
好きなブロックを右クリックして「コメントを追加」を選びます。
すると、右クリックしたブロックに対して、コメントが追加されます。
見本は定義ブロックを使っていますが、イベントブロックでも制御ブロックでも変数でも、なんでもコメントを付けることができます。
ブロックだけでなく、何もない背景にもコメントを追加することができます。
左上の「▼」を押すと、コメントが小さくコンパクトになります。
右上の「×」を押すと、コメントが削除されます。
削除してしまうと書いた文字が消されてしまい、もとには戻せなくなりますのでご注意ください。
コメントの使い道
コメントは、メモなのでどんなことを書いても良いです。
一か月後には分からなくなりそうな複雑なプログラム、おためしで入れているブロック、どのように作ろうか迷っている箇所などに入れておくと良いでしょう。
また、他の人への伝言にもなります。
Scratchプログラムは『共有』すると、世界中のみんなが見ることができます。
そこで、みんなへのメッセージを仕込むことができます。
例えば、「この変数を5にすると歩くスピードが速くなります」とか、「難易度を下げるにはここを変えてください」とか、そういったメモを残すことができます。
メモを残すとプログラムを再利用しやすくなったり、バグを発見しやすくなるので、ぜひ活用してみてください。
大人がプログラミングをするときは、何人かで手分けして作る場合が多いので、他の人にも分かるように必ずコメントを入れて作られています。
Scratch以外の言語でも、コメントは意外とよく使う機能なんです。
プログラムの動作には全く影響しないコメントですが、積極的に活用していきましょう。